お知らせ

ロゴセラピー特別講演会を開催します。



 2019年6月8日(土)10:00〜12:00
 会場 青葉区本町1−2−5 第3志ら梅ビル4階 ほっぷの森ホール
 チラシダウンロード >>> こちら
 お問い合わせ 仙台フランクル文庫 090-3123-6363 白木(しろき)
 お申し込み FAX 022-797-8802



第6回ロゴセラピー講演会を開催します。



 2018年6月30日(土)14:00〜16:00
 会場 青葉区本町1−2−5 第3志ら梅ビル4階 ほっぷの森ホール
 チラシダウンロード >>> こちら
 お問い合わせ 仙台フランクル文庫 090-3123-6363 白木(しろき)



第5回ロゴセラピー講演会を開催します。


 2017年5月20日(土)14:00〜16:00
 会場 青葉区本町1−2−5 第3志ら梅ビル4階 ほっぷの森ホール
 チラシダウンロード >>> こちら
 お問い合わせ 仙台フランクル文庫 090-3123-6363 白木(しろき)



第4回ロゴセラピー講演会を開催します。


 2016年9月4日(日)18:30〜20:00
 会場 宮城野区文化センターコンサートホール パトナホール
 チラシダウンロード >>> こちら
 お問い合わせは 090-3123-6363 白木(しろき)まで



ロゴセラピー講演会を開催します。


 2015年6月13日(土)14時〜15時半
 会場 青葉区本町1−2−5 第3志ら梅ビル4階 ほっぷの森ホール
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 お問い合わせは 090-3123-6363 白木(しろき)まで



ロゴセラピー講演会を開催します。


 2014年9月20日(土)10時半〜12時
 会場 青葉区本町1−2−5 第3志ら梅ビル4階 ほっぷの森ホール
 チラシダウンロード >>> こちら
 お問い合わせは 090-3123-6363 白木(しろき)まで



「夜と霧」を読む会を始めます。

 第1回目 8月20日(水)18時半から20時まで
 会場 青葉区本町1−2−5 第3志ら梅ビル4階 ほっぷの森ホール
 以降、毎月第3水曜日同時間、同会場開催
 お問い合わせは 090-3123-6363 白木(しろき)まで

フランクル文庫とその背景

フランクル文庫(ほっぷの森内)

ナチスドイツ強制収容所の体験記「夜と霧」や「それでも人生にイエスと言う」などの著書で知られるオーストリアの精神科医ヴィクトール・フランクル(1905~1997)が、第2次大戦後、家族を亡くした絶望のなかで書いた本の初版が、ウィーンのフランクルセンターから「震災後の日本」へ贈られた。
1946年に出版された「医師による魂の癒やし」で、日本語訳は『死と愛』(霜山徳爾訳、みすず書房)として1957年に出ている。
ユダヤ教徒だったフランクルは、新婚の妻や両親と強制収容所に送られた。書きかけの論文原稿も没収され、四つ目の収容所で米軍に解放された。しかし再会を夢見て帰ったウィーンで、母はガス室で殺され妻は収容所で解放後まもなく死んだことを知る。
悲嘆のなか、失われた原稿を書き上げたのが、この本だ。収容所で、フランクルは小さな紙に本の構想をメモすることで生き抜いた。どんな時にも生きる意味はある、それは追い求めるものではなく、刻々と問われることに応えることのなかにある、と説いたフランクルが、生きる意味や苦悩の意味、愛の意味について書いた、戦後の出発点。亡き妻へ捧げられている。
フランクルが提唱したロゴセラピーを継ぐ1人で、ドイツに住む勝田茅生さんに2011年夏、この初版本が託された。フランクルセンターの理事たちからの手紙がついていた。

〈かつてオーストリアも非常につらい時期がありました。この作品は当時の大災害のなかから生まれ、世界中の人たちに多くの善いことをもたらしたのです。被災された方や日本の人たちに“それでも”の力が与えられるよう願っています〉

勝田さんが仙台や東京でロゴセラピー入門ゼミナールを始めて10年。仙台のロゴゼミ受講生たちが、勝田さんから、この初版本を受け取った。障害者の就労支援をする特定非営利活動法人「ほっぷの森」の白木福次郎理事長らが、本を修復し、2012年5月に「フランクル文庫」を設けて、展示を始めた。
フランクルは、この「医師による魂の癒やし」に、晩年まで手を入れた。加筆された最終版は、『人間とは何か』(山田邦男監訳、春秋社)という題で2011年に翻訳出版されている。(2012年6月9日朝日新聞夕刊の記事に補足 編集委員・河原理子)

ロゴセラピーとは

ロゴセラピーというのは、ごく簡単に言いますと、「意味」(ギリシア語でロゴス)を軸にする心理治療(セラピー)法のことです。
人間には誰でも、「何か意味あることをしたい」「何か世 の中に役立つことをしたい」という自然な意志があります。けれども、その意志が長い間満たされないでいると、色々な心の障害が生じてくるのです。
100年ほど前にウィーンに生まれたヴィクトール・フランクル(Viktor E. Frankl)は、臨床治療の体験を通じて、「意味」を軸にした生き方が人間の精神保健にとってどんなに大切かということに気づきました。そして従来の、心と体のみを分析する心理治療法だけでは、広範囲にわたる人間の本質的な問題には対処しきれないという事実につきあたりました。
フランクルは、人間の心身を超越する精神的な次元でクライアントと出会い、精神的な力を強化することによって、初めてその人の生き方全体の癒しが可能になることを発見し、この新しい心理治療の方法を「ロゴセラピー」と名づけました。
それによって体系的な心理治療の領域が過去分析だけでなく、老齢化問題、教育問題、親子や夫婦などの人間関係の問題、さらに様々な危機状況にまで広げられるようになったのです。
ところで「意味」というのはどのようなものなのでしょうか? またそれはどこで見つけることができるのでしょうか? このような具体的な疑問に対する具体的な回答を、心理治療や看護・ホスピス、あるいは教育の場などで、多くの人たちが長い間探し求めて来ました。
日本では今までフランクルの著作に頼るしか方法がありませんでしたが、それでは理論的な裏付けは得られても、実践的な説明は得られません。フランクル自身は自分の弟子たちへの臨床の指導の中だけでロゴセラピーの適用を教示していたからです。
南ドイツ・ロゴセラピー研究所公認 ロゴセラピスト 勝田 茅生(日本ロゴセラピスト協会 ホームページより)

1946年「死と愛」初版本
フランクル文庫
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